Q&A

美原恒博士へのご質問とその回答例をご紹介します。

Q1 基質化した血栓に対して

ご質問
血管の血栓は、長時間たっていても溶けるのでしょうか?  

ご回答
血栓は長時間たつと基質化してしまうことがあります。そもそも血栓は、血管の一番内側にある内皮細胞の障害がきっかけで出来てしまいます。血栓の下にある血管中膜の平滑筋細胞が増殖侵入し、フィブリンやその他の血栓を構成する成分を取り込みつつ器質化は進行します。 そのような基質化した血栓を、線溶活性化酵素(ルベルス粉末)で溶かすことはできません。


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Q2 狭心症に対して 

ご質問
狭心症にルベルス粉末は有効ですか?効果はありますか?  

ご回答
まず狭心症についてです。発作的に胸の痛みや圧迫感などの症状がでますが、これは血管内腔が狭くなることにより、心筋に十分な血流(酸素)が送り込めない時の痛みです。
原因の多くは、糖尿病、高血圧などに伴って起こっている動脈硬化です。その結果、血栓ができやすい状態になっているともいえます。

線溶活性化酵素(ルベルス粉末)は血栓を常に溶かす酵素を含んだ食品であり、血栓症予防に有効です。
狭心症の症状があれば、脳梗塞や心筋梗塞といった血栓症と呼ばれる病気を起こす可能性が大変高くなります。その予防はとても大切ですが、ルベルス粉末は大変有効だと考えられます。


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Q3 血圧とアカミミズ酵素食品(ミハラルベルス) 

ご質問
ミハラルベルス(ルベルス粉末含有)を一年半以上服用していますが、血圧が思うように下がりません。
人により、効果が出ないケースがあるのでしょうか? 

ご回答
線溶活性化酵素(ルベルス粉末)はそもそも降圧剤ではありません。しかしながら、全身の血管の血栓が溶けることで、血圧が下がる方がいらっしゃいます。
高血圧の原因は血栓だけではないので、血圧が変化しない方もいらっしゃいます。逆に、血圧が低い方が、安定的に流れることで血圧が上昇するケースすらあるわけです。


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Q4 脳動脈瘤に対して

ご質問
動脈瘤があるとお医者様から言われました。個人差はあるとは思いますがルベルス粉末は脳動脈瘤も溶解することは可能でしょうか?  

ご回答
脳動脈瘤とは、高血圧が原因となって血管壁がこぶ状に変化した部分です。先天的な動脈壁の脆弱性が起因しているとも考えられており、溶かすことはできません。
脳動脈瘤は分岐の豊富な脳底動脈で起こっており、現在大変破れやすくなっていると言えます。
線溶活性も上昇していると考えられ、線溶活性化酵素(ルベルス粉末)を服用することで、反って出血した際に大量出血が起る可能性もあります。つまり、服用すべきではありません。
まずは脳外科医とご相談されて手術をして破れない工夫をすべきだと思います。


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Q5 脳血管認知症に対して

ご質問
母親は86歳で4年ほど前から認知症を発症しています。ルベルス粉末服用による回復効果は期待できるのでしょうか?そのような報告はあるのでしょうか。

ご回答
認知症には、よく知られているアルツハイマー認知症と脳血管性認知症があります。
脳血管性認知症は多発性脳梗塞とも言われていて、脳の細い血管がたくさん血栓で詰まった状態です。この脳血管性痴呆症に線溶活性化酵素(ルベルス粉末)が高い回復効果があった事例を臨床現場から受けております。
一方、アルツハイマー型の認知症については、まだ症例がありません。


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Q6 t-PA 静脈療法と線溶活性化酵素

ご質問
t-PA静脈療法に使うt-PAと線溶活性化酵素の違いは何ですか?  

ご回答
まず、t-PA(rt-PA)静注療法についてです。
遺伝子組み換え組織型プラスミノゲン・アクティベータ(recombinant tissue-type plasminogen activator: 一般名アルテプラーゼ)を静脈に注射する超急性期(発症4.5時間以内が有効) 血栓溶解療法です。梗塞の原因である血栓を一気に溶かし、脳血流を回復させます。後遺症を軽減する療法として注目されていますが、合併症(脳出血、出血性梗 塞)が出現する危険性が高いことから、万全の体制をもつ専門病院でのみ行われています。

一方、線溶活性化酵素(ルベルス粉末)はあくまでも食品です。日常的に経口で服用しておくことで、自身がもつ血栓溶解能力を緩やかに高め、結果的に脳梗塞などを予防することが期待されています。そもそも自分自身がもっている力を高めるのですから、出血の危険性はありません。

血管の構造

図は血管の構造です。血管の一番内側に血管内皮細胞があり、この細胞から自身がもつt-PAが出ています。
t-PA療法に使われるアルテプラーゼは、これと同じ効果を強く発揮できるように遺伝子組み替えで作られた薬品なわけです。

t-PAは血管内にあるプラスミノーゲンをプラスミンに変えます。このプラスミンこそ、血栓を溶かす酵素です。

線溶活性化酵素(ルベルス粉末)には2つの効果があると考えられています。
内因性の効果 1 プラスミンと同じように働いて血栓を直接溶かす
外因性の硬化 2 血管内皮細胞を刺激してt-PAが出るのを助ける
この二つの効果によって、自身がもつ血栓溶解能力を緩やかに高めるのです。

 


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Q7 ワーファリン・バイアスピリンとアカミミズ酵素食品(ミハラルベルス)

ご質問
現在65歳です。3年ほど前、脳ドックで小さな血栓が沢山あると言われ、血液をサラサラにする薬を飲んでいます。ミハラルベルス(ルベルス粉末含有)を飲んで出血する心配はないのでしょうか?

ご回答
血液をサラサラにする薬とは、おそらく抗凝固剤のワーファリンかバイアスピリン等の血小板凝集抑制剤のどちらか、もしくは両方だろうと思われます。ここで重要なことは、これらの薬が血液凝固を抑えるものと、そのために働く血小板の働きを抑える薬だということです。また、薬である以上副作用があり、出血傾向が高まるので注意が必要です。
一方、ルベルス粉末は血液の凝固や血小板には何も作用もおよぼさず、出血を起こすことはありません。


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ご質問
ワーファリンは血栓を溶かすのでしょうか?

ご回答
ワーファリンは血液が固まるのを抑える薬です。血栓を溶かすものではありません。
ビタミンKの働きを阻害することで血液を固める作用のある因子が出来ないようにする薬です。
つまり、「凝固を抑える作用」を利用し、血栓症予防薬として使用されます。
しかしながら、凝固を抑えることによって出血しやすくなるといった副作用があります。
また、ワーファリンの突然の休薬でリバウンド現象がおこり一時的に凝固系が亢進して血栓症のリスクが高まることが示唆されるなど、使用には注意が必要だと言われています。


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ご質問
ワーファリンとミハラルベルスの血栓症予防の大きな違いは何ですか?

ご回答
ワーファリンは、血液が固まるのを抑える薬であり、出血の副作用があり、また血栓を溶かすものでもありません。
ミハラルベルスは、血管の中に出来た血の塊である血栓を溶かす、人間本来の力を高める(線溶活性化)酵素が含まれた食品です。
出血傾向を起こす可能性のある、血小板の働きを抑える薬や血液が固まるのを抑えるワーファリンのような薬とは全く違います。


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